ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2017.8.25 19:12

野垂れ考

リボンの騎士さんほかMLの感想などを読んで、ああなるほど、と
思うところがあった。
また新たなお題は出てくるだろうから、その時に別の角度からも
トライしようと思う。

今日は朝から長かった…。
くたびれて深夜3時の新宿二丁目から帰ろうとしていたら、
人気のない真っ暗な道端に、メイド服姿の女の子が太もも出して
泥酔してひっくり返っていたので、近くの交番へ、
ちょっと見てやってほしいと言いに行ったら、
なかなか高圧的なおまわりさんがいて、
おまえの知り合いか、どういう状況なんだ、って問い詰められた。
よっぽど面倒くさい人間に毎晩絡まれまくっているんだろな…。
なんとか理解を得て、交番を出て帰路についたけど…
あれ、女の子じゃなくて、女装のおじさんだったかも。サイズ的に。

やれやれ。
でも、自分はわりと特殊な世界で特殊な体験をいっぱいしてるのに、
すごく長い期間、それを生かして爆発してない。
このところ仕事はいくつも確保してなきゃ危ないと強烈に考えるよう
になって、あれこれ整えたりしたけれど、ダメなときはダメだろうし、
それになんだか私らしさを自己規制してる感じがしてきた。

すごくわがままな生き方をしているので、年齢重ねてどん詰まりに
なったら野垂れ死にでかまわないとずっと思ってきたんだけど、
今の状態だと、なんだか不本意なまま、野垂れるけど死ねない気がする。
それは大変困る。
傍目には地味で近隣・自治体にもあまり迷惑かからない死に方なのに、
本人的にはダイナマイトで爆発したみたいな気分で死んどきたい。
ちょっと仕事と時間を整理して、ちゃんとした創作に時間を使おうと
思う。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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